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◆宝石達の神話~ホープ~◆

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宝石達の神話~ホープ~
世界一有名な呪われたダイヤモンドは 「ホープ」と名付けられた、45.52カラットの濃いブルーのダイヤモンドです。このブルー・ダイヤモンドにまつわる伝説ほど数奇で複雑怪奇なものはないでしょう。

最初の伝説は1642年、宝石商タベルニエがインドで112.5カラットの大きなブルー・ダイヤモンドを見せられたところから始まります。タベルニエによって持ち帰られたブルー・ダイヤモンドは、1668年 "太陽王"ルイ14世に買い取られました。その後、タベルニエの息子が親の財産を遣い尽くしたため、年老いたタベルニエは没落し、再起を期してインドへ向かう途中八つ裂きにされ、犬に食べられてしまいました。

ルイ14世によってフレンチ・ブルー・ダイヤモンドと名付けられたダイヤモンドは67.50カラットに再カットされ、これを身に付けた人々、ルイ16世、マリー・アントワネットと彼女の友人、ランバル王女はすべてフランス革命によって断頭台の露と消えました。

その後、革命の混乱によって行方の分からなくなったブルー・ダイヤモンドは1830年、ロンドンで競売され、買主である銀行家の"ホープ"という名前が付けられました。
その後、このダイヤモンドを手に入れたロシア王子は、愛人の踊り子をピストルで撃ち殺しました。

さらに、トルコ皇帝アブドル・ハミド2世は「ホープ」を手に入れ、寵姫ゾベイダに贈ったものの、その後彼女を殺してしまいました。それを買い取ったアメリカの富豪エドワード・B・マクリーンもタイタニック号と共に沈んでしまいました。

幾多の不吉な伝説 (事実とフィクション) に彩られた「ホープ・ダイヤモンド」は、1949年アメリカ有数のダイヤモンド商ハリー・ウインストンによって17万9920ドルで買い取られました。

その後、この"呪われたブルー・ダイヤモンド"は、彼によってワシントンのスミソニアン博物館に寄贈されました。



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